(図をクリックすると拡大表示します)

最近の人工大理石工場で一般的な取付方法です。カウンター下端に人工大理石の端材小片や合板小片を接着取付してZ型プレート金物を使ってビス止めします。シリコンコーキングはカウンターをシンクに取り付ける前にシンクのフランジ(ツバ)部分とカウンターが密着するように入れます。この際、シリコンコーキングがシンクやカウンターにはみ出て汚れないようにマスキングテープ(紙テープ)で事前に養生しておきます。

【シンク取付例 B】
桟木をシンク開口廻りにまわしてシンクフランジ(ツバ)部分とカウンターをシリコンコーキング密着させ、シンクと桟木の間にウレタンを注入して固定します。過去には良くやられていた方法ですが、最近ではあまり見られなくなりました。

この方法はアンダーシンクの現場取付の方法でもご紹介したやり方に共通しています。桟木でシンクを支持させる方法ですが、アングルでビス止めしています。これは現場での取り付けを考慮したものです。コーラー社の取付マニュアルでは桟木の上にシンクを乗せています。鋳物ホーローなど重量のあるシンクの場合は金物では不安が残りますね。
いかがですか?キッチンカウンターにはさまざまな素材が考えられます。カウンターはそれだけオリジナルデザインキッチンで大きなウェートをもっています。 以前、シアトルの建築家のお宅に伺ったときに見た、コンクリート現場打でつるつるの金コテ仕上げの とても大きな(長さ18フィート・5.4mX巾5フィート・約1.5m)キッチンカウンターを思い出しました。 是非、皆さんもいろいろ頑張ってチャレンジしてみてください。次回は工場作業の紹介をさせていただきたいと思います。おっと、天然石工場の紹介もまだでした。(汗)【取付け方法例の図をダウンロードする】
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